2025年8月12日火曜日

パプアニューギニアの公使をお迎えしました

 令和7年8月10日(日)

堤地区人権尊重推進協議会の「平和学習」を
開催しました。
大雨警報の出るような悪天候の中でしたが
50数名の方が来てくださいました。



平和学習を始めて3回目の今年の講師は
なんと、駐日パプアニューギニア公使の
マグダレーン モイへ氏です。
笑顔のとても素敵な方です。

モイへ公使は広島・長崎の平和記念式典に
ご列席された後、堤公民館にお越しくださ
いました。

どうしてこのような方が来てくださったか。

実は地域在住の方が、お仕事の関係でパプア
ニューギニアに駐在されていた時からの大使館
との関係が、お仕事を辞められた今も続いて
おり、そのご縁で今回来ていただけることに
なったのです。

今年堤公民館は開館50年、そしてなんと
パプアニューギニアも今年独立50年。
この偶然の巡り合わせに、感慨深いものを
感じます。

講演が始まる前には、パプアニューギニアの
公式プロモーションビデオを流しました。
これは今開催されている大阪万博でも流された
貴重な映像を大使館からお借りしたものです。


また部屋の後ろには、パプアニューギニアの
雰囲気を感じてもらいたいと、貸していただ
いた民芸品や日用品を飾りました。
見ているだけで旅をした気分になります。



講演前にはモイへ公使も皆さんと気さくに話さ
れて、とっても和やかな雰囲気に。



日本語の挨拶で講演は始まり、豊かな動植物が
生息するパプアニューギニアの魅力、国鳥である
極楽鳥のこと、民族や言語など地球上で最も
多様性のある国であること、などのお話しが
ありました。

そして、日本はパプアニューギニアにとって
特別に信頼できる友好のパートナーであり、
今後は子ども達との交流、産業とも結びついて
いきたい、と話されました。






モイへ公使は何度も「パートナーシップ」
「絆」「リレーションシップ」という言葉を
使われていました。
そして「No more war」「No more atomic bomb」
とも。

今回の平和学習が堤地区にとって、改めて
平和を考えるきっかけになり、パプア
ニューギニアとの友好を深める機会に
なれば素敵なことですね。

最後にお楽しみタイムで、飾っていた品々が
くじで当たった人にプレゼント!


みんなが笑顔になる素敵な平和学習、多文化
交流でした。

モイへ公使、本当にありがとうございました。