2024年3月26日火曜日

日本古典芸能の「講談」を楽しもう!

 令和6年3月18日(月)
「講談会」を開催しました。


講談とは、張り扇(はりおおぎ)で叩きながら
歴史にちなんだ読み物を読み上げる、日本の
伝統芸能です。

講師は、講談師の金印亭恵紅
(きんいんていえこう)さん。



福岡出身の講談師、神田紅さんの「福岡紅塾」
に入塾され、講談名「金印亭恵紅」を襲名され
ました。福岡の語り部として、伝統芸能・講談の
楽しさを伝えられています。

また、フリーアナウンサーとしても各方面で
活動されています。

まず始めに、皆さんで講談体験をしました。



講談はお腹から声を出すので、内臓の血の巡りが
良くなり、脳トレにもなるとのこと。
そして笑顔が大事!心も笑顔になるそうです。

講談の読み方の特徴を教えていただき、皆さんで
読んでいきます。体も温まり、自然と笑顔に。

本日初めの演目は「福岡の花守たちと桧原桜」


道路拡幅工事のために伐採予定だった桜の
延命を願う一人の住民の短歌に、当時の市長が
桜の伐採を中止した、という感動の実話です。

住民と行政の心のキャッチボールに心を打た
れるお話です。8本だった桜は13本になり
桜の季節には美しい花を咲かせています。

2つ目の演目は、「伊達家の鬼夫婦」。
調子よくメリハリをつけて語られ、講談の
楽しさをたっぷりと伝えていただきました。



今回講談を初めて聴く人が多かったようですが
「とても楽しかった」「わかりやすかった」と
いう感想がたくさんありました。


今後も講談を楽しんでいただけるといいですね。
金印亭恵紅さん、素敵な笑顔と楽しい講談を
ありがとうございました。