城南市民カレッジ歴史講座の4回目です。
本日のテーマは「城と石垣」。
中世から戦国時代の城郭石垣遺構について
「安楽平城」「名島城」を中心とした講座
「安楽平城」「名島城」を中心とした講座
です。
講師は福岡大学人文学部3年の森山陽奈さん。
古墳時代から古代、中世、近世、近代まで
の石垣の歴史を、時代背景などを説明しな
がら話してもらいました。
「安楽平城」は早良区東入部に位置し
室町・戦国大名の大内氏の直轄の城の
ひとつです。
現存する石垣の写真を見ながら、当時の
城郭や作戦を想定していきます。
「名島城」は東区名島に位置し、当初
黒田長政が居城していました。近世の
初め頃に築城されたので、堅固な石垣作り
のお城であった可能性が高いそうです。
しかしながら、福岡城築城の際に城郭の
大部分が解体され、形の良いものは福岡城
に持って行かれたのかもしれないとのこと。
石垣遺構から、当時の歴史的背景が感じ
られるってとても興味深いですね。
歴史好きな皆さん真剣に聞かれていました。
講師の森山さんは、山には戦国時代の山城
が存在していた可能性が高いので、石垣や
堀など当時の痕跡が残されていないか、
気にかけて登ってみると面白いですよ、と
言われていました。
ウォーキングついでにいかがですか。