アン・クレシ―ニさん講演会

 令和５年１１月１８日(土)
堤公民館・男女共同参画部の共催で

アン・クレシ―ニさんの講演会を

開催しました。

アンさんは北九州市立大学准教授で

言語学を研究されています。

また、テレビ・ラジオへの出演や

執筆活動も積極的にされています。

アンさんの話を聞きたいと

なんと約70名もの方が参加されました。

演題は「多様性の鍵とは？」。

難しいテーマのようですが、アンさんは

ご自分の体験も交えながら、楽しく

わかりやすくお話ししてくださいました。

専門の和製英語の話では、驚くことがたくさん。

皆さんもっともっと知りたいと思ったのでは。

日本の生活で困ったこと、子育ての苦労話など

だれもが共感できる悩みを、会場の皆さんと

共有しながら、テーマに結び付けていかれます。

私たちはそれぞれ持っている”世界観”が違う、と

いうことをわかるべきで、わかろうとすることが

大事だということ。

外見や性別による”何気ない発言”や

”何気ない行動”に、いやな思いをする人がいる

という話には、はっとした人も多かったのでは。

”理解すること”ではなく”理解しようとすること”

が大事だということを繰り返し話されていました。

何よりアンさんからは、日本が大好き！という

熱い思いを感じました。

”出る杭（くい）は打たれる”ではなく

”出る杭（くい）は褒められる”社会を作りましょう

という言葉は、とても心に残りました。

テンポよく、笑いも絶えない講演会でした。

終了後のアンケートからも、飾らない気さくな

アンさんに、みなさん魅了されたようです。

また講演会をしてほしい！という多くの声が。

アンさんありがとうございました。