令和6年12月23日(月)
恒例になってきました石井康子先生(福岡市緑のコーディネーター)による寄せ植え講座です。
先ずは門松の意味や由来のお話です。
年神さまが迷わず家にいらっしゃるよう、目印になるのが門松だそうです。
門松といえば竹が目立ちますが、本来は松なのです。
竹も「そぎ」「ずんどう」とあり、そぎは徳川家康が武田信玄に対して「次は斬るぞ」との念を込めたのが始まりとされているそうです。
ちょっと怖いですね。
他にも飾る期間や後の処分の仕方を教えて頂いて、植え込み開始です。
最初に、作業する机の上の整理をし、苗や植木鉢を整えます。
これはできあがりを左右する大事な事だそうです。
次に、肥料等を混ぜた土を植木鉢の半分くらいまで入れ、
その上に苗を好みの配置に置いてみます。
そしてポットから苗を出して花の向きや枝ぶりを見ながら植えこんでいきます。
苗の間を埋めるように土を入れていきますが、植物の上に土を盛らない様に注意!
元気に育たなくなるそうです。
皆さん楽しそうにいきいきと作業されています。
同じ材料でも一人一人個性が出ていますね。
仕上げに白い寒水石をちりばめると、とても見栄えがします。
最後に正月用ピックを刺して完成です。
良い年になりますように
年神さま、迷わずうちに来てくださいね。