2025年3月1日土曜日

マスコミOBネット出前講座

 令和7年2月26日(水)

「私が出会った著名文化人たち
~福岡県出身者を中心に」
という題で講座がありました。

講師は、古賀透さん、元西日本新聞記者です。
ご自分の体験をもとに楽しくお話しいただきました。
先生の穏やかな優しい語り口調で会場が和やかな
雰囲気に包まれました。




「黒田長久さん」とのインタビューは、91歳の
時に23年ぶりの再会だったそうです。
黒田家第15代当主で世界的な鳥類学者であり
「愛鳥譜」という著書があります。
黒田家の1万坪もあるある広い庭は野鳥天国で
鴨場もあったそうです。

「五木寛之さん」とのインタビューは、休筆後の
再始動の時だったそうです。
日刊現代の連載エッセイ「流れゆく日々」は
12,000回を突破し、古賀さんも何度も登場された
そうです。

「松本清張さん」は、有名な「点と線」
「砂の器」「ゼロの焦点」などの社会派小説に加え
美術評論、歴史小説、近現代史まで多彩な巨匠だとか。

「渡辺淳一さん」は、隠し子会見で追及された
フランス大統領の名言「エ・アロール(それが
どうしたの?)」を題名にした小説は
TVドラマ化され、ベテラン俳優が演じて大ヒット!
さらに「化身」「失楽園」は黒木瞳さん主演で
映画化されました。

その「黒木瞳さん」とは、家が近所で、なんと
200mの距離だそう。
そして「加藤登紀子さん」とは、大学のクラスが
同じで古賀さんが、太宰府市中央公民館長の時に
講演に来ていただいたというお話も聞くことが
出来ました。



実際に、ご本人に会われた話は印象深く、話が
進むにつれどんどん引き込まれていきました。
興味の湧く本もたくさんあったのではないで
しょうか?
楽しいお話をありがとうございました。