2025年6月2日月曜日

開館50周年記念講演会を開催しました

 令和7531日()

堤公民館開館50周年の最初の事業として

記念講演会を開催しました。

男女共同参画部との共催事業です。

 

講師は「大野城まどかぴあ」館長で

フリーアナウンサーの林田スマさんです。

今も多くのラジオ番組を担当されています。

長い間ご活躍されているので、今回の講演会

も募集定員をかなり上回る100名程もの参加

がありました。


テーマは「人と人、地域で膨らむ希望の輪」

~これからますます求められる地域の人間関係

その繋がりこそが安心安全と笑顔の源です~

 

初めに、なぜ人間関係が大事かという事を

ご自身の家族・近所の方との関りから

お話しくださいました。

 

人はしてもらったことはずっと心に残っている

そして、してあげたことも少し頭に残っている

これが繋がりであるということ。

 

そしておばあさまから、「人間の財産は物じゃ

ない、頭の頭の中、心の中であり学びを深めなさい

人に優しくしなさい」という事をずっと言われ

てきたそうです。

おばあさまの色々な言葉が今もずっと心に残って

いて、これがつむぐということ。

 

大人も子どもも人は認められてがんばる

言葉によって人は生きていける、元気になる。

そして情緒の共有がどんなに大事なことか。

 

公民館は学びの場、気づきの場であるので

温かい空気があるかどうかがとても大事で

地域のリビングルームとしての存在である。

 

これからの財産は金持ちではなく人持ち。

困った時にどれだけ頼む人がいるかが大事。

そのことが繋がるということ。

 

とてもテンポよく、分かりやすい言葉で

そして博多弁もたくさん出て、時に爆笑したり

時にほろっとしたり、皆さんが共感できる

親しみやすいお話でした。

 

林田スマさんの言葉、そしてお人柄に聴く人の

心をひきつける魅力を感じました。

 

この講演を聴いて、今後に向けての公民館の

役割、地域との関わりを、地域の方も再認識

されたのではないでしょうか。

まさに地域の人間関係こそが安心安全と笑顔の源

ですね。


これからも地域の方が公民館の応援団として

公民館と地域を盛り上げてください、と

言っていただきました。


 参加された皆さんが口をそろえて

「本当にいいお話を聴かせてもらった!

大満足!」と笑顔で帰っていかれるのを見て

堤地区の未来に希望を感じました。


心地よい余韻の残る素敵な記念講演会でした。

林田スマさん、本当にありがとうございました。