令和7年6月28日(土)
堤地区人権尊重推進協議会の総会に続き
研修会が開催されました。
講師は認知症フレンドリーセンター長の
党 一浩(とう かずひろ)さんです。
堤地区では「劇団つつみ」の立ち上げなど、
長い間関わられてきた方で、この日も党さんが
来られるなら、とたくさんの方が来られました。
認知症フレンドリーセンターは、2023年9月に
開設された施設で、認知症の人同士の交流や
活躍機会の創出、研修、認知症当事者体験など
を行なっています。
講演では、
認知症介護の歴史、福岡市の取り組み
認知症基本法等について、わかりやすくお話し
してくださいました。
また、認知症の課題は「認知症デザイン」により
補うことができる、ということです。
色のコントラストやわかりやすいサイン
ピクトグラム、等で認知症の方が安全で居心地の
いい空間を作ることができるそうです。
堤公民館もトイレや廊下に「認知症デザイン」を
取り入れてあり、認知症の方にやさしい場所です。
認知症はだれでもなりうる病気で、なっても
自由に変わらず生きていける社会になるよう
色々な事が進められています。
参加者の感想では
・認知症は逃げるのではなく、受け入れること
だと思いました。
・認知症について自分なりに分かっているつもり
でしたが、もう一歩踏み込んだ話が聞けて
よかった。
等の意見がありました。
認知症を理解して知ることが大事だと
実感しました。