6月26日(土)13時40分~
「津軽三味線と人権講座」
講師に津軽三味線演奏家の「虎高さん」を
お迎えし、人尊協研修会を開催しました。
お迎えし、人尊協研修会を開催しました。
虎高さん |
津軽三味線と人権講座ってどんな関りが??と
思われませんか。
津軽三味線は津軽の盲目の旅芸人が、差別にあっても
三味線ができればその日の糧を得て生きていくことができる
と、いう悲しい歴史の中で引き継がれていきました。
虎高さんは大衆演劇の座長を父にもち
短期間の転校を繰り返し、いじめにあったとのこと。
厳しい修行の中、誰にも認められず
荒れた生活を送っていた時
後に三味線の師匠となる方に出会い
その方が虎高さんの気持ちを理解してくれ
三味線を弾くようになったそうです。
津軽あいや節、黒田節、十三の砂山 など
魂のこもった演奏と唄に、皆さん魅了されました。
ご自分の経験から伝えたいこと
・誰か一人でもいいので、ほめてもらうことで
人は心が変わり救われる。
・いのちが何より大事。
・地域が笑顔で温かい気持ちでいると
子ども達を救うことができる。
お話を聞いた後の演奏と唄に、さらに引き込まれました。
今日参加された皆さんは、虎高さんのお人柄
張りのある声、迫力のある演奏、お話し
全てに感動して帰られたことでしょう。